サケやエビ・カニが赤〜オレンジ色をしているのはなぜかご存知ですか?その色の正体が「アスタキサンチン」です。カロテノイドの一種であるアスタキサンチンは、ベータカロテンの約40倍、ビタミンEの約550倍ともいわれる強力な抗酸化能が注目されており、疲労軽減・スキンケア・目の健康をサポートする成分として研究が進んでいます。
アスタキサンチンとは
アスタキサンチンは、ヘマトコッカスという微細藻類が合成するカロテノイド色素です。この藻を食べた甲殻類(エビ・カニ・オキアミ)や魚(サケ・マス・タイ)の体内で蓄積されるため、これらの食材が鮮やかな赤・オレンジ色を帯びます。市販のサプリメントはヘマトコッカス藻から抽出したものが主流です。
アスタキサンチンはβカロテン同様、脂溶性の抗酸化物質ですが、血液脳関門や血液網膜関門を通過できる点が他のカロテノイドと異なる特徴です。この性質から、目や脳へのはたらきかけが注目されており、眼精疲労に関する臨床研究も多く報告されています。
アスタキサンチンが注目される3つの研究領域
👁️ 目の健康サポート
眼精疲労・ピント調節機能への影響を検討した研究が複数報告されています。
💪 運動パフォーマンス
運動による酸化ストレス・筋疲労の軽減に関連する研究が行われています。
✨ 肌の健康維持
肌の水分量・弾力・シワへの影響を検討した臨床研究が注目されています。
アスタキサンチンサプリの選び方
原料の確認:天然アスタキサンチン(ヘマトコッカス藻由来)と合成アスタキサンチンでは、体内での挙動が異なる可能性が指摘されています。研究で使用されているのは天然由来のものが多いため、原料表示を確認しましょう。
含有量の目安:臨床研究で検討されている量は1日4〜12mg程度が多く見られます。製品によって1カプセルあたりの含有量が異なるため、1日あたりの摂取量を確認することが大切です。
脂質との同時摂取:アスタキサンチンは脂溶性のため、食事(特に脂質を含む食事)と一緒に摂ることで吸収率が高まります。油脂を含む食事の後にサプリを飲む習慣をつけましょう。
食事からアスタキサンチンを摂取するには
アスタキサンチンを豊富に含む食材は、サケ(特に天然サケ)、マス、エビ、カニ、タイなどです。サーモンの切り身1切れ(80g)には約1〜2mg程度のアスタキサンチンが含まれています。週に2〜3回魚を食べることで自然な形で摂取できますが、より多くの量を摂りたい場合にはサプリメントが選択肢となります。


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